ノルウェジャンフォレストキャット

ノルウェジャンフォレストキャット

ノルウェジャンフォレストキャットの魅力

北欧生まれのたくましくエレガントなノルウェジャンフォレストキャット。

人が大好きで愛情深く、社交的で、まるで犬のように玄関で出迎える光景もよくみられます。

たいていの状況に静かにそして機嫌よく順応できるので、家族の一員として溶け込みやすいでしょう。

 

ノルウェジャンフォレストキャットの知識

1. ノルウェジャンフォレストキャットの歴史

ノルウェージャンフォレストキャット(Norwegian Forest Cat )の原産はノルウェー、スカンディナヴィア半島を中心とした北ヨーロッパです。

非常に寒冷な気候にも適応する長毛種でノルウェーでは特性から、「ノルウェーの森林ネコ」の意味のノシュク・スコグカット(Norsk Skogkatt)と呼ばれています。

原産地域の寒冷気候への自然適合として起こった非常に古い種類の猫です。

神話に登場するネコの伝説として、雷神トールでさえ持ち上げる事のできなかったネコの話や、女神フレイヤが車を牽かせるために2頭のネコを用いた話があり、どちらも体格の大きさからモチーフとして考えられているのがノルウェージャンフォレストキャットと言われています。

1930年代にブリーダー達によって血統の保存・管理が始まりました。1974年にノルウェージャンがアメリカに持ち込まれましたが、アメリカの土着猫・メインクーンとよく似ておりなかなか猫種の登録が認められませんでした。

1984年にTICA(The International Cat  Association=1979年米国にて創立、世界第二規模の国際猫協会米)で、1993年にはCFA(Cat Fanciers’ Association=1906年米国にて創立、世界最大の愛猫協会)で公認されることとなり、その後ヨーロッパ各国、オーストラリア、日本へと渡っていきました。 

 

2. ノルウェジャンフォレストキャットの特徴

外見 長く美しい被毛に、しっかりした骨格を持つ筋肉質な体躯。サブスタンシャル
サイズ(体重) 中型~大型(3~7kg)
お顔 頭部は三角形で、目の上から鼻先まで直線。アーモンド形の大きな目はやや吊り上がっている。耳は豊かな飾り毛をもち大きい。
毛色 ソリッドカラー、チンチラ、タビー、スモーク、スポッテッドなど多数
目色 グリーン、ゴールドなど。毛色に準ずる

力強い体躯を密度の高い長毛で身を包み、豪快な雰囲気を漂わせています。後脚は前足より長く、腰高で骨格も太く、大型で筋肉がよく発達したサブスタンシャルタイプに属します。

体重は、成猫のオスは4.5-7.0kgほどで、メスがそのおよそ半分くらいの3.5-5.5kgで比較的大きめです。

逆三角形の頭部は額から鼻先まで真っ直ぐで、身体とのつりあいが良いです。タフト*のある耳と、太くて先細りした尾は長い被毛に覆われています。(※タフト:長毛種の耳の内側や足の指の内側によく見られるふさふさの長い毛のこと)

ノルウェジャンフォレストキャットの毛皮は、寒さから保護するために厚手でふわふわとした二層状になっており、外層が粗く内層の密度が高いために基本的に水を通さない仕組みになっています。

毛は滑らかで柔らかい毛質は手触りが良く、しっとりしています。毛色は様々な色とパターンがあります。

目色はグリーンゴールド。毛色がホワイトの場合、ブルーやオッドアイもあります。

 

3. ノルウェジャンフォレストキャットの性格とお世話

性格のポイント

・好奇心旺盛で、遊び好き

・順応性が高く、愛情深い

ノルウェージャンフォレストキャットは高貴なハンターの面を持ちますが、人間との交流を楽しむ非常に知的で遊び好きなお茶目な猫種です。

呼びかけにもすぐに反応して飼い主様にたっぷりと愛情を示してくれるでしょう。

また、屋外を非常に好み、ジャンプ力も優れていますし、かけっこも大好きで、人とじゃれあうことを楽しみます。

非常に忍耐強く、簡単な圧迫に屈しない性格ですが、寂しがり屋の側面も持つため、長時間の外出などには気配りが必要です。

野性の名残で、屋内でも本棚や家電製品などの高いところや網戸、人の体、何でも登ってしまいます。こうした行為は、家の中での自身の地位をアピールするためのものと考えられています。

被毛は美しく、長いわりに手入れはさほど大変ではありません。ただし、春と秋の年2回、冬毛と夏毛が生え変わる時期はグルーミングをして抜けた毛を取り除いてください。いったん新しい毛が生えそろうとあまり手入れは必要としません。

猫舎のノルウェジャンフォレストキャット ご紹介

当猫舎の猫ちゃん達、皆穏やかで優しい子ばかりです。キャットショーでタイトルを獲得している子もいますよ。
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